テレワーカー・ノマドワーカーがワークスペースを選ぶポイントまとめ
決まった作業拠点を持たずに、あるいはそのときどきの気分や状況で作業場所を移動するのが楽しみでもあるノマドワーカー。しかし、ワークスペースが自分に合わないと集中しづらく効率よく作業ができないことも。
自分に合ったワークスペース選びのポイントについて考えてみましょう。
図書館やカフェ、コワーキングスペースなど場所や店舗、あるいは時間帯によっても環境は変わってきます。大切なのは、自分が作業しやすく集中できる環境であるかどうか。環境に対する観点をまとめた上で、自分に合っているか総合的に判断します。
実は環境に対する観点で絶対的なのは、「電源が使えるか」がほぼ唯一だったりします。あとのポイントは、必ずしも段階評価で良い悪いというものではなく、例えば5段階に分類した際にどの段階が自分に合うかは、人によって大きく違うのです。
実際に選ぶときに気にするべきポイントを順に見ていきましょう。
ワークスペースを選ぶポイント
- 静粛度
- 音楽
- 電源
- 長居しやすさ
- 混雑度
- 明るさ
- メニュー
- コスパ
静粛度
店内音楽の音量、周囲の人の声、キッチンや往来の環境音などの総合音量。図書館のような静寂の中で集中できるタイプ、ある程度ガヤガヤしている方がいいタイプ、ドアの開閉や食器の音が気になって集中が途切れるので音楽必須、など自分に合うかどうかがバラつきやすいポイント。何ヶ所か回るうちに、自分がどんなタイプか把握しておきましょう。
音楽
音楽が流れているか、ジャンルと音量はどうか。最近はやや少なくなりましたが、テレビが設置してあるところもありますね。人の声のざわつきをかき消すために大きめに流しているところ、ラジオのトーク番組など話し声、歌、インストゥルメンタルなど、やはり合う合わないが大きくバラつきます。自分の好きな音楽をある程度の音量で聴きたいタイプなら、自分のかけている音楽を邪魔しないトーク番組などがやや大きめの音量で流れている場所を選ぶと音漏れによるトラブルを避けやすいのではないでしょうか。
電源
これだけは、多く使いやすいほどよい。分かりやすいですね。カウンター席にのみ設置など、自分の作業スタイルと合うかどうかで評価は多少変わります。
長居しやすさ
しやすい方が高評価と思いがちですが、自分は短期集中タイプという場合、周囲が長居客ばかりで長く盛り上がりイライラというデメリットになることも。
混雑度
長居しやすさとも関わっていますが、雑然として人の気配がある方が集中できるタイプと、なるべく少ない方が捗るタイプがいます。あなたはどちらですか?
照明・自然光の入り方
音環境と比べると、やや軽視されがちなポイントです。しかし集中以上に直接疲労に繋がってきますのであなどれません。昼光色〜電球色の色味、明るさ(眩しさ)、スポットが強くて画面の反射がきつすぎ、午後から直射日光が入ってくる、など好みだけでなく眼精疲労にも気をつけて選びましょう。
メニュー
好みのものがあるか、ドリンクバー、単品で追加しやすいか、注文システムなど。自分が作業しながら注文しやすいのがベストですね。
コスト
優先順位を上げてはいけないポイント。もちろん、負担になるほどの高コストはよろしくないですが、目先の安さを優先させてしまうと、作業効率が落ち、結果的に高くつくことも。総合的なコストパフォーマンスで選びましょう。
ポイントごとに自分がどのレベルが好ましいか考える
通える範囲のワークスペース、なるべくいくつも訪れて実際に作業してみましょう。ここまで挙げてきたポイントについて見ているうちに、自分のタイプや向いている環境が見えてきますよ。